オランダのカフェに行くと、定番のカプチーノ、ラテ、エスプレッソといったメニューの中に「Koffie verkeerd(コーヒー・フェルケート)」というのがあります。
「Koffie verkeerd」とは・・・!?
「Koffie verkeerd」一体どんなコーヒーなのかと言うと、牛乳たっぷりのオランダ版カフェオレ。コーヒーとホットミルクを混ぜ合わせたミルクコーヒーです。普通のどこにでもあるカフェでの飲み物ですが、名前が少し変わっているんです。
「koffie verkeerd」直訳すると”間違ったコーヒー”という意味なのです。ずっと何が間違っているのか気になっていた、オランダ独自の”間違ったコーヒー”を実際に試してみました!
なぜに間違ったコーヒー!?
本来はコーヒーは別添えのミルクを少し入れて飲みますが、オランダの「Koffie verkeerd」をカフェで注文すると、熱々のミルクが入ったカップにコーヒーが別添えになって出てきます。そして熱々ミルクにコーヒーを注いで飲みます。
一般的なコーヒーは熱々コーヒーにミルクを入れるのに、「Koffie verkeerd」は熱々ミルクにコーヒを入れます。
そうです!「ミルクにコーヒーを入れて飲むのは間違い」って事なのです!まぁこのコーヒーはオランダらしくうっかりミルクを入れすぎて出来あがったコーヒーのようです(^^;)
私がカフェでKoffie verkeerdを注文した時は、すでにコーヒーとミルクは混ざった状態でコーヒーカップに注がれていて、見た目も普通のカフェラテのよう。初めて飲んだ時も味もカフェラテのようでもあるけれど、若干コーヒーよりミルクの量が多めかな〜といった印象。
後々調べたら、同量のコーヒーとホットミルクを混ぜ合わせたミルクコーヒーとのことです。ですので、Koffie verkeerdはコーヒーが苦手な人にも飲みやすいのではと思います。
カフェオレとの違いは!?
※カフェ・オ・レは濃く淹れた同量のコーヒーと熱いミルクをカップに同時に注いだもの。「オ・レ(au lait)」は「牛乳入りの」という意味で、ドリップコーヒーに、温めた牛乳を入れて作る。
※カフェ・ラテは、エスプレッソと牛乳を混ぜたイタリア発祥の飲み物である。「ラテ(latte)」は「牛乳」という意味で、エスプレッソに、蒸気で温めたスチームドミルクと呼ばれるものを使う。
加えてカフェオレが普通のドリップ・コーヒーがベースなのに対し、カフェラテはエスプレッソがベースです。
名前が違うだけかと思ったら、コーヒーの淹れ方からミルクにも違いがあるようです。味の違いはよく分からないので、私にとってはどれも”ミルクコーヒー”ですが・・・
カフェオレ、カフェラテ、コーヒーフェルケートを飲み比べてみるのもいいかも^^
オランダのカフェ定番の「Koffie verkeerd」と「アップルタルト」をぜひ一緒に召し上がってみて下さい〜!
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