ローマで休日 ⑥「Day4 世界最小の国・バチカン市国」

イタリア・ローマの旅 4日目

本日の予定はバチカン市国→サンタンジェロ城です。

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Airbnbでよくある事

昨晩は隣の部屋にチェックインしてきた韓国人のカップルの女性の泣き声で目が覚めました。

彼女はとにかく号泣しており、彼氏が優しく語りかけるように慰めている声が壁を通してかすかに聞こえてきます。しばらくそんな状態で、寝ようとしても寝れないー!そんな夜でした。

朝はいつものクッキーとエスプレッソを飲みながらパートナーと、夜中にどうして彼女はあんなに号泣していたのか?ローマ旅行初日の夜に一体彼女に何があったのか?・・・気になって仕方がないー!そんな朝でした。

そう言えば、もう3泊もしているのに、Airbnbのホストとまだ会っていません。(チェックイン時はホストの友人が対応してくれました)うちのパートナーは2日目の夜に顔を合わせたそうです。なんとなくもう1つ別の隣の部屋にいる気配は感じますが・・・

Airbnbの宿 生活感がない広いリビング

ゲストとしては家主に挨拶しないままで何だか気まずい、ホスト側も自分家に見知らぬ旅人が滞在していたら気になるはず・・だけど基本部屋で寝るだけだから慣れたらこんなもんなのかなぁ。。。

私たちがAirbnbを利用したのも約3年ぶりです。今回はホストや他の宿泊者と全く交流ないですが、現地の方のお宅に滞在ってやっぱり何かと楽しいですね。隣人や近所の騒音は仕方ないけれど、宿泊している部屋も快適で共有のキッチンもバスルームも綺麗。駅やコロッセオにも徒歩15分という最高のロケーションにも大満足。

のんびり〜朝のカフェタイム

バチカン美術館は事前に11時半に予約していたので、その時間までカフェでゆっくり朝ごはん。Airbnbの宿の近くのカフェへ。

小さなカフェですが、常連の客や観光客が多く訪れているようでした。店員さんがとってもフレンドリー&親切、そしてコーヒーもパンも美味しい!店員さんにどこから来たの〜?と聞かれて「オランダと日本」と答えたら、注文したカプチーノに“Nederland”と “Japan” の文字が書かれていました(^^)

なんだか朝からハッピーな気分!少しずつ秋の訪れを感じますがテラス席で、ローマの空気を感じながらの朝のカフェタイムでした。

メトロに乗ってバチカン市国へ。

ローマの中にある世界最小の国「バチカン市国」

バチカン市国は言わずと知れたカトリック教会の中心地で国全体がユネスコ世界文化遺産に登録されています。人口は約800人でそのほとんどがカトリックの修道者。国を治めるのは、大統領や国王ではなくローマ教皇で、立法、行政、司法の全権を持っています。

キリスト教カトリックの聖地でもあるこの国には巡礼者はもちろん、世界中からたくさんの観光客が足を運びます。

バチカン市国の名所と言えばこの3ヶ所

  • Musei Vaticani(バチカン美術館)
  • Cappella Sistina(システィーナ礼拝堂)
  • Basilica di San Pietro in Vaticano(サン・ピエトロ大聖堂)

この順路でバチカン市国を巡ってきました。

バチカン美術館

バチカン美術館は様々な美術館・博物館・ギャラリーから構成されている複合美術館。館内には歴代ローマ教皇の収集品が所狭しと展示されています。

広い美術館の内部は、多くの人で埋め尽くされて大大大混雑していました。自分のペースでというより、人の流れに乗って前に流れるように進くので、ゆっくり作品を鑑賞するのはほぼ不可能でした。

ガイドツアーに参加していたのでガイドのおばちゃんを見失わないように、なおさら急ぎ足で進んでいきます。途中で離れすぎて、イヤホンから聞こえる音声ガイドに他のツアー団体の中国語が混ざって聞こえたりしました。

途中でガイド参加者の連れが1人はぐれてしまい、音声ガイドで呼びかけたりしていましたが・・あそこではぐれたらもう携帯で連絡取るしかない。

古代ローマ美術から現在のキリスト教美術まで、もう美術作品が山のように幅広くあり何がどれでどうなのかはっきり分かりませんが、ガイドのおばちゃんが必見の作品などは一通り解説してくれたのはガイドに参加した唯一のメリットでした!

印象に残る彫刻や天井画

カメラを構えて写真を撮っているとさらに鑑賞する余裕がなくなってきたので、途中でもう写真撮影はいいやぁとカメラを投げ捨てました。

そしてバチカン美術館内にもやっぱりありました。古代エジプトの美術作品のコレクション。見たかったけれど、残念ながらツアーではほぼ素通りでした。

バチカン美術館内は様々な展示部分に分かれていますが、1番印象深くイチオシのエリアが「地図のギャラリー」

壁、天井に隙間なく絵画が描かれています。出窓も豪華。金箔のフレームで眩く輝く回廊は120m。左右両側にはイタリアの大きな地図が描かれています。

人の流れに乗りながら左右見て上を見てと忙しいですが、とても幻想的な空間でした。

地図のギャラリーを通り抜けて、システィーナ礼拝堂へ。

システィーナ礼拝堂

ローマ教皇の公邸であるバチカン宮殿にあるシスティーナ礼拝堂。バチカン美術館、サン・ピエトロ大聖堂とも隣接しています。

ミケランジェロの天井画と「最後の審判」が描かれた美しい礼拝堂。現在もローマ法王の選挙が行われる重要で神聖な場所です。

ここでの写真撮影は禁止となっています。

誰もが一度は本や写真で見たことがあるミケランジェロが描いた『アダムの創造』この部分だけが有名なので、大きな1枚の絵画のように思いがちですが実際は天井画の一部。

今から約500年も前に制作された、壁と天井一面に広がるダイナミックな宗教画。天井見上げながら多分ポカーンと口開けて鑑賞していたと思います。とにかくたくさんの人で混雑していますが、両サイドに腰掛けるベンチがあるのでそこに座ってゆっくりと鑑賞することができました。(礼拝堂に入ったらガイドツアーは自然解散したので後は自由でした)

美術館の音声ガイドを聞きながらじっくりと1時間ぐらい鑑賞していましたが、芸術家の作品の制作に費やした人生やストーリーにも感銘を受けます。立ち去り難く時間があればいつまでも見ていたくなる、本当に一見の価値がある場所でした。

サン・ピエトロ大聖堂

バチカン市国のシンボルでもある「サン・ピエトロ大聖堂」は、キリスト教カトリックの総本山。初代ローマ教皇でありキリストの十二使徒の一人「聖ペテロ」の墓所を祀った場所に建てられた、世界で最も大きなの宗教建築です。高さ約120m、最大幅約156m、長さ211mもあります。

現在、2代目の大聖堂

サン・ピエトロ大聖堂は4世紀に建てられ、ミケランジェロなどその時代を代表する芸術家が大聖堂の改築に携わり1626年に荘厳な姿に生まれ変わりました。

世界最小の国にある世界最大の教会。世界中の信者が参拝に訪れる神聖な地です。

中央の扉から大聖堂内に入ると、広くて美しい身廊(しんろう)が目に飛び込んできます。そして奥の主祭壇に巨大な大天蓋が立っているのも見えます。

この柵で囲われている中央の通路は、教皇のみが通ることができるようです。

大天蓋に近づくと見えてくるのが、大天蓋の真上にあるミケランジェロが設計したクーポラ(円天井)

クーポラとブロンズの大天蓋

遠くから見ても大きいのに近づくとさらにそびえるように立つ大天蓋。高さ28mもあります。蔦が絡まるような独特なデザインの柱が目をひきます。

この大天蓋の下に「聖ペテロの墓所」があり、聖堂の奥(後陣)に教皇だけが座ることのできる「聖ペテロの椅子」があります。

クーポラから優しく入り込む太陽の光で、とても神秘的な雰囲気です。

実際は写真で見るより高さもスケールもあります。どこを見ても豪華な装飾が施されています。

内部には祭壇や礼拝堂がたくさん。それを飾る石像や祭壇画装飾も数え切れないほど。

今まで色んな教会を見てきましたが、こんな壮大な教会は今まで見たことがありません。煌びやかであり荘厳な雰囲気にとても感動しました。

聖堂内にあるこちらのブロンズ像が「聖ペテロの像」↓

聖ペトロ像は実際に触れることが出来るんです。「像の右足に触れると幸せが訪れる」と言われており、像に触れて祈りを捧げるため多くの人が並んでいました。

巡礼者の信仰の深さ、厳粛な雰囲気の中で深い歴史を感じました。

キリスト教の信者でなくても、宗教や歴史に全く興味がなくても、観光気分でも、この神聖な空気に包まれた大聖堂に訪れると誰もが感動し、この地に来れて良かったと感じると思います。

サン・ピエトロ大聖堂 クーポラの展望台

サン・ピエトロ大聖堂の見所は大聖堂内だけではありません。サン・ピエトロ大聖堂のクーポラに登ることが可能です。

クーポラの展望台へ

クーポラの展望台へ上るのは有料ですが、絶景スポットとして人気があり私たちが訪れた際も多くの人が並んでいました。約20分ぐらい並んでチケットカウンターでチケットを購入。

展望台へ上る方法は、途中までエレベータで上るか or 全て階段で上るかの2択です。料金もそれぞれで異なり、エレベーターなしで全て階段で登るなら550段、エレベーターを利用しても途中までなので残りの300段は自力で登る必要があります。

お昼もとっくにすぎてお腹が空いており550段も上るエネルギーがなかったので、途中までエレベーターを利用して登ってきました。

エレベーターを降りたら、クーポラの台座部分へ出てきました。

近いようで遠いクーポラの頂上。ここからクーポラの内部へと入っていきます。

厳重な鉄網越しに見えるのは・・・さっきまでいた大聖堂の地上。下からだと全く気がつかない場所です。

ぐるりと周って大聖堂内を上から見学することが出来ます。聖ペトロの椅子も上から。

壁には素晴らしいモザイク

その後は長く狭い螺旋階段を、頂上を目指してひたすら上っていきます。階段は狭いし後ろからどんどん人が迫ってくるので途中で止まることができません。目が回りそうで、辛かったですが最後は気合いで登りきりました。

クーポラのドーム状の周りを登っているので、このように斜めの状態が続きます。

クーポラ展望台からの眺め

地上120mからのサンピエトロ広場とローマ市街の美しい景色!頑張って登ったご褒美に相応しい景色。階段の辛さもこの景色を見たら吹き飛びました!

写真などでよく目にするこの景色は、このクーポラの展望台から観たものなんですね。

ヴェネチア広場とコロッセオも遠くに見えます。

サンピエトロ広場。中心にオベリクスがそびえ立っています。サンピエトロ大聖堂に並ぶ人の大行列も見えます。

クーポラの展望台は狭くぎゅうぎゅう詰め。安全の為に鉄柵で覆われています。一通り景色を眺めたら、再び階段でクーポラの台座部分へ下っていきます。展望台から小さく見えた聖人像も間近で見るととても大きい!またお土産店があり、そこで切手を買ってバチカンに訪れた記念に自分宛にポストカードを投函しました。バチカン市国のポストは黄色!

先ほどまでいたクーポラの展望台が小さく見えます。

クーポラの台座からエレベーターで下ると、再び聖堂内へ戻ってきました。大聖堂から出口へ向かうと「バチカンの衛兵」が見えてきました。

派手派手のカラフルな制服に身を包んでいる衛兵は全員スイス人。バチカンでは、一切の軍事力は保持していなので、スイスから傭兵を雇い警護を行っています。

立ち居振る舞いがとてもかっこいいです(*^^*)

Piazza San Pietro(サン・ピエトロ広場)

大聖堂前の広場は「サン・ピエトロ広場」楕円形の広場で、最大40万人を収容できると言われています。

大聖堂から眺める広場

多くの観光客で広場は大賑わい。日曜日の正午はローマ法王の謁見で広場人で埋まるそうです。広場を囲む柱廊の上には140体の歴代教皇と聖人像がずらりと並んでいます。

オベリクスの近くの足元で発見!

この口から吹きだしている空気”AIR”が、ローマに来る前に予習で見た映画「天使と悪魔」で事件を解く上でのキーワードでしたね。オベリクス周囲の足元もよく見てみてください〜

よくテレビや映画などで見るサン・ピエトロ広場。バチカンに来たー!バチカンに居るー!と強く感じる広場です。

天使と悪魔の映画の中でもラングドン教授がバチカン市国を舞台にローマの観光名所を駆け巡っていました。映画の世界が蘇り、別の感動もありますね。

バチカン市国に行く前に・・・

バチカン市国と言えば、中学生の頃社会の授業で「世界で1番小さな国」と習ったのを覚えています。バチカン市国という名前は知っているけれど、実際に行くまではバチカン市国に関して詳しく知りませんでした。

もちろんテレビや映画での予習も役立ちますが、バチカン市国に行くにあたり重要なことは服装に注意すること

旅行者にとってはバチカン市国は観光地かもしれませんが、ここは世界中から巡礼者が訪れるカトリックの総本山でとても神聖な場所なので、場所に見合った服装を心がけましょう。せっかく行って露出高い服装の為に入場できないのは残念すぎるので注意が必要です。

またバチカン美術館ではお目当ての美術作品があるなら事前にチェックして、効率的に見て回るために計画を立てておくと入場してから楽だと感じました。

ローマとバチカン市国の境目はどこなのか?あんまりはっきり分かりませんでしたが、サン・ピエトロ大聖堂を背にバチカン市国を後にします。

ローマの旅最後の目的地、天使と悪魔のクライマックスシーンで登場した「サンタンジェロ城」へ。

ローマの旅 4日目 つづく。



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