SUSHIワークショップ

先日オランダ語クラスで一緒だった友人たちと集まって「SUSHIワークショップ」を開催しました。

SUSHIワークショップの企画

ルーマニア出身の友人とオランダ語のクラスで話をする度に「寿司の作り方を教えて〜!私のパートナーは日本食が大好きで、たまにみそスープを作ってくれるの。でも寿司はレシピ本とかではなく、ちゃんと習いたい!」と言われて続けていました。

そしてクラスの他の子にも声をかけ予定が合う週末に実現したすしワークショップ。皆んなの”日本のすしの作り方を実際に習える”という期待が大きすぎて、私が教えて良いものかと妙な緊張感が湧いてきましたが、まぁ普通にいつも通り作れば大丈夫〜と言い聞かせました(^^;)

ワークショップといっても友人の家に4名で集まり、のんびりお茶しながらの巻き寿司作りで、作り方を簡単にレクチャーしながら一緒に沢山の巻き寿司を作って食べてきました〜!

温かいみそスープ

友達のパートナーは日本食が好きということだったので、冷蔵庫には豆腐や味噌はもちろん常備してあり、棚から緑茶や本格的な抹茶が出てきたりとビックリさせられました。部屋の中には掛け軸が飾られて、巻きすもオシャレにインテリアの一部となっていました。

ご馳走になった友達パートナー特製のみそスープ。

豆腐、ワカメ、ネギ入りの美味しい味噌スープでした。緑の葉はほうれん草ではなくクレソン。飲むとほっこりするみそスープ。白ご飯が欲しくなってきます。こうやって日本食を親しんで作っているのを嬉しく思いました。

手作りケーキ

そしておやつに手作りケーキ。

友人はおかし作りがとっても得意なんです。

すしワークショップで集まったのに、みそスープとケーキを食べてお腹がいっぱいになったら眠くなってきたけれど、ここからすしワークショップの開始です。

自由にすし作り

すしの作り方、巻き方は基本的には簡単ですが、教えるとなると難しい。でも皆んな私が巻いているのを真似て上手に巻いていました。

すしの具材

寿司は多くの国で広まり親しまれていますが、食される国のそれぞれの好みや食文化に合わせてアレンジされた寿司が出回っているのが事実。オランダでも街中のレストラン、ショップ、スーパーで”SUSHI”の文字を見かけたりします。サーモンやマグロ寿司が人気あり、他にもオランダならではのハーリングと寿司を合わせた食べ方ができます!(関連記事:オランダ名物のハーリング

また私がオーストラリアに居た頃は、都市部にはたくさんのSUSHIのお店がありました。特にサーモン&アボカド、テリヤキチキン、ベジタリアン用にクリームチーズ入りのお寿司が人気で、フランス人の友達からはフランスではヌテラ入りの寿司があるよと聞いたりもしました。(ヌテラ!?)

今回悩んで用意した具材は、サーモン、アボカド、きゅうり、ツナマヨ、レタスですが、「具材は基本は魚だけど、自分の好みで自由に何でも巻いていいよ〜」と言った途端に、冷蔵庫から色んな具材を持ち出して好きな物何でも入れ始めました。

斬新なアート作品

チーズ、くるみ、ビーツ、自家製のピクルスなど斬新な素材が出てくる〜出てくる〜。自分では絶対に思いつかない物ばかりで逆に学ばされました。

この軍艦巻きはもはや食べるのが勿体ないほどの芸術作品に仕上がっていました。

楽しく作って、美味しく食べられば問題ない!

私がいなり寿司が好きなので、皆んなにすしの仲間であると紹介しつつ自分が食べたかったのでいなりの皮を持って行きました。皆んないなり寿司を初めて見るようで、とても興味津々でした。

シャリを手で作るのが難しいので、小さなおちょこにご飯を入れて作っていました。

自宅からすし飯4合を用意して、一応すし飯の作り方を見せるために友人宅で3合のすし飯を準備しました。すし飯多すぎたかなぁと思いましたが、作ってみたらちょうど良い具合でした。

出来上がった後は、友人のパートナー&娘も混ざり6人で食卓を囲み一緒に頂きました。

皆んな”わさび”も大丈夫そうで、自分で作ったおすしは格別に美味しいと言って嬉しそうに食べていました!いなり寿司には醤油はいらないのよーと言っても、醤油につけていました。

斬新なアイデア溢れる「すしワークショップ」でした!

さいごに

皆んなも初めてのすし作り体験は「まさにアート!とても新鮮で楽しかった!」と言っていました。ですが作り始めたのはお昼なのに、ご飯を食べ終わった頃はすでに外は真っ暗になっており「すし作りは楽しいけれど意外と手間と時間かかるんだねぇ」という感想でした。確かにすし飯の用意、具材の準備、すしを巻いてカットして盛り付けていくとなると結構大変ですもんね。

そしてルーマニア人の友人から後日届いたメッセージでは「本当にありがとう!この間のすしワークショップの話を、家族や友人にしたら皆んなに本物のすしが作れるなんてすごい!ぜひ私たちにも作って欲しいと皆んなから言われていて困っているほどよ」との事でした。お役に立てたようで嬉しい限りです。日本のすしの魅力がさらに広まりそうです。そしてこれを機に本気で寿司の握り方を学ぼうと思ったりしました。

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