怖いシンタクラース

オランダでは子供たちにとっての最大のイベントのシンタクラースのシーズン真っ只中。

今年は11月18日にSinterklaas(シンタクラース)がスペインから船に乗ってやってきました。街では盛大にパレードが行れ、オランダ各地を白い馬に乗って子どもたちを訪ねてまわり12月6日にシンタクラースが帰るまでイベントが続きます。

先週末はシンタクラースのイベントに向かうであろう、ズワルト・ピットの衣装を着た子どもたちを駅近くでたくさん見かけました!!毎日がシンタクラース、全てがシンタクラースでいっぱいの子どもたちにとっては1年で1番楽しみな季節ですね。

シンタクラースで明るい雰囲気を台無しにしたくはないのですが、今回は子どもには絶対見せてはいけない「怖いシンタクラース」に関してです。

怖いシンタクラース

シンタクラースがオランダに到着したニュースを聞いて、今年の夏に見たある映画を思い出しました。その映画のタイトルは「Sint」

「Sint」

「Sint」はシンタクラースを題材にした2010年オランダのダーク・ファンタジーホラー映画。オランダのDick Maas(ディック・マーズ)が監督。

邦題は「ナイトメア・オブ・サンタクロース」

真っ赤な恐怖がやって来る

32年に一度、満月になる12月5日の聖ニコラス降誕祭に聖ニコラスが現れ、大人たちの喉を切り目玉と心臓をむしり取って、子供たちを攫って行くという都市伝説が、子供たちの間で囁かれている。そして今年の降誕祭は、その満月の夜だった。果たして伝説は本当なのか!?(「Oricon」データベースより)


あらすじ)

大昔、聖ニコラスは手下を引き連れて村で略奪を繰り返し、人々を惨殺し好き勝手に暴れていましたが、それに耐えかねた村人達が猛反撃し聖ニコラスの船に火を放ち、聖ニコラスを焼き殺してしまいます。

村人に惨殺されたことを恨み聖ニコラスは復讐の鬼と化し復活。12月5日の満月の日の度に蘇り手下のゾンビ軍団を引き連れて殺戮を繰り返していきます。そして聖ニコラスがある一家に現れて、長男(フート)だけを残し皆殺しにします。

そして時は流れ現代。アムステルダムではシンタクラースの降誕祭で街は賑わっていましたが、一人の刑事だけは警戒をしていました。彼は32年前に家族を殺された長男(フート)であり、今年の12月5日は満月であり聖ニコラスの悪夢が訪れると言い張るものの誰も信じません。

そして夜が更けていくにつれ、各地で子どもが行方不明になり殺人事件が発生していきます。主人公の男子学生のフランクもパーティーに向かう途中で聖ニコラスと出会い、友人を殺されてしまいます。

かつてシンタクロースに家族を殺された刑事フートと、ひょうんなことで出会った男子学生のフランクが協力して街で暴れるシンタクラースを退治する為に奮闘します。


サンタクロースの原型と言われる「聖ニコラス」は実は極悪非道の殺人鬼だったというお話。クリスマスを舞台にしたホラー映画ですが、オランダではクリスマスの前に聖ニコラスの降誕祭を祝う日がありその12月5日が舞台です。

最初はシンタクラースを冗談で悪者に仕立てたホラー映画ぐらいかなと思って軽い気持ちで見たら、とんでもない!

シンタクラースと手下が、次々に人を惨殺していくではないですかー!!子どもも容赦なく襲っていきます。グロいシーンが満載です。グロいシーンは苦手ですー(><)

イメージでは煙突から家に入りプレゼントを置いていくサンタクロースですが、この映画では煙突から家に進入し住民を殺害し、子どもをさらっていくシンタクラース。

鑑賞後は・・・煙突の中を見上げるなんてもうできないし、12月5日を迎えるのが怖くなりそうなほど。子ども達の希望である優しいおじさん、聖なるシンタクラースを悪者に仕立てるなんて。

映画ではシンタクラースは焼死している為、顔が無残に焼けただれています。ウォーキングデッドからやってきたようなゾンビ集団とかも出てきてアムステルダムの街が悲惨なことになって、

もうシンタクラース怖い・・・。ズワルト・ピットも怖い・・・(><)

シンタクラースへの憧れがきれいに打ち砕かれました。これは子どもに絶対見せたらにいけないですね!公開された当初はいろいろ物議があったそうです。

映画の中にはツッコミ所も多々あり、怖いけれどそれでいてシュールで吹き出しそうになったりと、恐怖と笑いが同時にジワジワ込み上げてきます。ファンタジー映画とホラーが交ざった感じです。

アムステルダムの街でシンタクラースが馬に乗って屋根から屋根へと疾走するシーン。それを銃を発砲しながらパトカーで追いかけるポリスのシーンはオススメ!

最後は何とも後味悪いエンディングですが、全体的にスピード感あり迫力あり、ハラハラするシーンもあり意外と楽しめる作品でした。興味ある人は1度は極悪シンタクラースを見てみてはどうでしょう!?

Sint 予告(オランダ語)

Saint 予告(英語吹き替え)

今年はまだ1度もシンタクラースのおじさんの姿を見ていません。去年はわざわざ会いに行ったぐらいなのに、幸か不幸かすれ違いの日々です・・・このままシンタクラースに会わずに来週の12月5日のシンタクラースの日を迎えそうですが、ペッパーノーテンを食べて雰囲気だけは味わっています。無事に皆んなが楽しい夜を過ごせるように〜と思うばかりです(^^;)



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